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三条商高商業クラブ生徒が26日からオリジナルパンをチャレンジショップで販売(2006.7.25)
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県立三条商業高校(関谷不二夫校長)の生徒有志10人でつくる商業クラブは、三条名物の「いか」と呼ばれる六角巻凧をイメージしたオリジナルパンを開発、夏休みの26日から8月5日まで三条市内でチャレンジショップ「三商ベーカリーいかぱんや」を開き、販売する。
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25日からオリジナルパンを販売する「浪漫亭」前でPRする三条商業高校商業クラブの生徒
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店舗は三条市・一ノ木戸商店街の「浪漫亭」。開発、販売する商品はイカをかたどった「いかぱん」、タコをかたどった「たこぱん」、イカとタコの形のクッキーをのせた六角形の「六角ぱん」の3種類で、いずれも1個100円で1日200個から300個を販売する。
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「タコじゃないよ、イカだよ」をテーマにしたオリジナルパン
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同クラブは地元の伝統、文化の学習を通じて地元の良さを再発見しようと活動する生徒有志のクラブ。今年度は、商店街の活性化を考えようと、チャレンジショップを体験しようと決めた。
商品開発は、7・13水害のあった一昨年まで毎年、同校裏手の河川敷で行われた三条凧(いか)合戦にヒントを得た。三条では「凧(たこ)」を「いか」と呼ぶのに疑問をもったのが始まりで、「タコじゃないよ、イカだよ」をテーマにした。
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店内に商業クラブの生徒が勢ぞろい
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開発は同校でパン販売する(株)鱈田屋菓子店=三条市南四日町4=の協力を得ることができ、製造も同社が行う。一方で出店先も商店街に協力を求めて見つけてもらい、実現した。
開店前日の25日は、店内に手書きのポップやポスターを張り、須藤凧屋=三条市東裏館2=の指導でディスプレーの六角凧も製作して準備万端。生徒は毎日2、3人ずつ、交代で店の売り子も務める。
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店内ポスターも手作りで
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来客を待つばかりで、「たくさんの人に食べてほしい」、「この企画を通して自分も成長したい」と生徒は大入りに胸を膨らませている。
期間中の28、29日と8月3日は休み。営業時間は午前10時から午後3時まで、最終日の8月5は午後4時から8時までで夜間営業も行う。
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