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燕市吉田児童センターで山口県の猿舞座が猿回し公演(2006.7.26)
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山口県周防地方を拠点に活動する猿回しの一座「猿舞座(さるまいざ)」が26日、燕市吉田児童センター「わらべ」で公演し、集まった子どもたちに猿回しの芸を披露した。
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26日、燕市吉田児童センター「わらべ」で行われた猿回し一座「猿舞座」の公演、村崎座長と安登夢くん
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座長の村崎修二さん(59)=岩国市(旧周山口県東町)=が昨年、旧巻町の知り合いを訪れたときにこの地域での猿回し公演を頼まれて今回、東北巡業の前に立ち寄った。
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芸を披露する安登夢くん
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地元の夏まつりにあわせ、前日25日の弥彦、29日の岩室の夏まつりに出演が決まり、28日からの吉田まつりでの公演も希望したもが、スケジュールに組み込めなかったため、代わりに同センターでの公演となった。
一座は村崎座長と相棒のサル、安登夢くん(15)、それに村崎さんの長男の耕平さん(29)の2人と1匹で同センターを訪れ、午前10時と午後2時の2回、公演。午前10時からの公演には同センターそばの日之出保育園と神田保育園の年長児と年中児をはじめ、親子連れなど合わせて約150人が来場した。
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安登夢くんにくぎ付けの子どもたち
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村崎さんはサルをたたいたりして芸を覚えさせる調教ではなく、子ザルのころから愛情をもって育て、繰り返し教えて記憶にすりこませる手法。安登夢くんが村崎さんに抱かれて登場すると、子どもたちは「わーっ!」と歓声を上げた。
大勢の観客に気が散ったのか、安登夢くんが芸をやろうとしない場面もあったが、県内にはまともな動物園もないだけに、子どもたちは手を伸ばせば届きそうな距離にサルがいるだけで目をくぎ付けだった。
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何もしなくても愛きょうたっぷりの安登夢くん
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安登夢がすねるように後を向いたり、芸の道具を突き飛ばしたりするしぐさにも大笑い。機嫌を直して安登夢くんんがようやく2メートルもある棒に登ったり、ジャンプして輪をくっぐったりの芸を披露すると、子どもたちは大歓声で大きな拍手を送っていた。
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