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燕市市民憲章等検討委員会が市民憲章や市の木など4項目の制定案を燕市長に答申(2006.7.31)
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小林清燕市長が新燕市の市民憲章や市の木など4項目の制定案を諮問した燕市市民憲章等検討委員会(杉浦善治郎委員長・委員13人)が31日、小林市長に答申し、答申を受けた小林市長ら四役で協議した結果、答申通りの内容で議会の所管委員会に報告することを決めた。
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燕市市民憲章等検討委員会が市民憲章や市の木など4項目の制定案を小林燕市長に答申
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同検討委員会は7月27日までの1カ月間に5回の委員会を開き、市民憲章、市の花、木、歌の4項目を検討し、答申案をまとめた。午前10時に委員長の杉浦新潟経営大学教授と副委員長の酒井宇一郎燕市自治会長協議会会長の2人が市役所吉田庁舎を訪れ、小林燕市長に答申書を手渡した。
杉浦委員長が委員会の経過報告や答申の内容について説明した。市の花は、キク、サルビア、バーベナ・テネラの3種。キクは旧燕市、バーベナは旧吉田町の花ですでに住民に親しまれていることから引き継ぐこととし、さらに開花期の長いサルビアも選定した。旧分水町は町の花を制定していなかった。
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答申を提出した委員長の杉浦新潟経営大教授(左)と副委員長の坂井燕市自治会長協会長(右)
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市の木はサクラ。旧分水町の全国に知られた桜土手をはじめ、旧3市町ともそれぞれ著名なサクラの木や名所があり、長く地域住民に親しまれていることなどが選定の理由。付帯意見として市の木とは別に、庭木としても適当で緑あふれる町づくり推奨のためにもふさわしいサザンカ、ナナカマド、ナンキンハゼ、マツの4種を燕市の推奨する木とする。
市歌は制定の必要性はあるが、合併直後であることから制定の時期や方法などは、住民間の交流が進んでから新たな委員会組織を設けて、そこでの議論にゆだねることにするという意見を付した。
答申書を受け取ったあと、小林市長と中野、金子両助役、解良教育委員長の4人で制定案について協議し、答申通りの内容で3日に開かれる燕市議会総務常任委員会に報告することを決めた。それぞれの制定案は議会報告のあと、告示して制定され、8月20日に燕市吉田産業会館で開く燕市合併記念式典で披露する。燕市市民憲章制定案は次の通り。
燕市市民憲章制定案
人と自然と産業が調和しながら進化するまちをめざして、わたしたち燕市民はこの憲章を定めます。
わたしたちのまち 豊かな自然の恵みが、人を育むまち
わたしたちのまち 人が集い、語り合い、優しく助け合うまち
わたしたちのまち 伝統の技と知恵が、新たな業を生み出すまち
わたしたちのまち 世界と未来に向かって限りなく羽ばたくまち
わたしたちはこの憲章を道しるべとして、豊かなまちづくりに、たくましく前進します。
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