8月は行方不明者捜索強化月間、8月1日は三条署に行方不明の人を捜す相談所を開設(2006.7.31)

県警察本部鑑識課は、8月1日午前9時半から三条署で「行方不明の人を捜す相談所」を開設するので、家族や知り合いで家出したまま消息がわからなくなっている人などがいたら相談をと呼びかけている。

8月は行方不明者相談所開設のポスター

身元がわからなくなっている人の所在確認調査を行うとともに、全国各地で亡くなったが身元のわからない人の持ち物などの写真を用意して相談を受ける。相談は無料。予約の必要はなく、相談したい人は直接、三条署へ出向く。午後5時まで。

盆で帰省する人も多い8月は行方不明者捜索強化月間。1人でも多くの行方不明者の所在を確認して、相談者の心配を解消し、身元不明で無縁仏となっている遺体が1日も早く家族の元へ引き取られるようにと毎年、全国的に強化月間が設けられている。

その一環で県警察本部では毎年8月に相談所を開設しており、1日の三条署をはじめ、3日に上越署、7日に新発田署、9日に長岡署の4カ所で巡回相談所を開設。また、県庁隣の県警本部鑑識課では、土日を除く8月の1カ月間、特別相談所を設置する。

三条署では昨年、13人の相談者が訪れたが、残念ながら該当者はいなかった。行方不明の人を捜す相談所の問い合わせは、三条署（電話：0256-33-0110）へ。