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埼玉の流水プール事故で流水プールのある燕市「ビジョンよしだ」をはじめ県央のプールも緊急点検(2006.8.1)
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7月31日に埼玉県の流水プールで児童が吸水口に吸い込まれた事故を受けて、県央地域で唯一の流水プールを備える燕市吉田トレーニングセンター「ビジョンよしだ」は翌1日、吸水口に取り付けてある金属製のふたの安全点検を行った。
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1日、緊急の安全点検を行った燕市吉田トレーニングセンター「ビジョンよしだ」の流水プール
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「ビジョンよしだ」には、1周約40メートル、水深90センチの流水プールがある。プールの側面1カ所に直径約60cmの吸水口から水を吸い込んで、数メートル先の側面から勢いよく水を出して流れを起こす。吸水口には、金属製の格子のふた1枚が4本のボルトで固定されている。
前日の事故を受けて、同施設では午前10時の開館を前に、職員がプールにもぐって、ボルトがしっかりと固定されているか調べ、安全を確認した。
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写真中央の水中に黒く見えるのが吸水口
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同施設を管理する(財)吉田スポーツ振興事業団では毎日、ふたをさわってがたつきがないか調べているが、この日からは水中にもぐってボルトの緩みを目でも確認し、安全確保の強化に努めることにしている。
また、三条市民プールでもこの日、プール中央の吸水口に取り付けてある金属製のふたなどの安全確認を行った。
同プールには流れるプールはないが、念のためにと行ったもので、午前10時の開館前に職員が屋内外のプールにもぐり、ふたを止めているボルトがしっかり固定されているかを確認した。
あわせて三条市教育委員会では、午後から市内の各小中学校長あてに学校プールの安全確認の徹底を求める内容の文書を配布した。
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