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20日まで燕市産業史料館で水燕鎚工会作品展(2006.8.6)
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燕市産業史料館では、4日から20日まで燕市を中心とした金工作家団体、水燕鎚工会(すいえんついこうかい)=深海晃一代表・8人=の作品展を開いており、燕の伝統産業の鎚起(ついき)や彫金、鍛金(たんきん)など、さまざまな技術を駆使して生まれた作品57点を展示している。
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20日まで燕市産業史料館で開かれている水燕鎚工会の作品展
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同会は20年ほど前に旧燕と旧分水の銅器組合の若手を中心に結成。会員は鍛金や彫金の本業を持つなかで、作品を制作。結成当時に2回、同資料館で作品展を開き、その後は県内の百貨店などを会場にし、4年前からは毎年、同資料館で作品展を開いている。
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伝統の技に現代的な感性を融合させたオブジェも
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今回、伝統工芸士や各美術団体に所属する会員は、「実り」をテーマした作品を含めて1人7、8点、合わせて57点を展示している。
伝統的な鎚起の素材の銅をはじめ、銀、ステンレスなどの金属を素材に、つぼ、花器、茶道具、額、アクセサリーなど、伝統の裏打ちされた技をベースに現代的な技術や感性、デザインも加えた見応えのある作品が並んでいる。
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作品展にあわせて行われた、鎚起銅器の製作体験
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また、作品展にあわせて4、5の2日間、鎚起銅器の製作体験会を開き、来場者から鎚起に挑戦してもらった。
作品展は午前9時から午後4時半まで、月曜は休館。入館料はおとな300円、子ども100円。土、日曜と祝日は燕市内の小中学生は無料で、小学生の付き添いの保護者1人も無料。同会会員は次の通り。敬称略。
【水燕鎚工会会員】▲石高靖男(燕市分水新町)▲椛沢伸治(三条市東三条2)▲真保彰(燕市殿島2)▲高橋純一(同分水桜町1)▲長谷川清(同燕)▲広田温樹(同秋葉町4)▲深海晃一(同中央通り2)▲細野五郎(同新生町)
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