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「そろばんの日」に三条珠算簿記学校が宗正寺のそろばん塚の前でそろばん供養(2006.8.8)
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「パチパチ」とそろばんをはじく音の語呂合わせで「そろばんの日」の8月8日、三条珠算簿記学校(田中大助学校長・12教場)は、午後5時から三条市本町3、曹洞宗宗正寺(牛腸法禅住職)でことしもそろばん供養を行った。
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「そろばんの日」に宗正寺で行われたそろばん供養、そろばんを火にくべる田中三条珠算簿記学校校長。
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昭和5年、同寺の観音堂で三条市で初めてのそろばん塾が始まった。それが同校の前身でもあることから、同校では46年に同寺境内にそろばん塚を建立し、そろばんに感謝しようと毎年、そろばん供養を行っている。
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宗正寺境内に立つそろばん塚。
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そろばん塚は黒御影石で、そろばんの玉の形をした台座の上に「そろばん塚」と刻んだ石碑が立つ。子どもたちは持参した古くなったそろばん14丁を、そろばん塚の前の焼納台に載せ、牛腸住職が「そろばんがうまくなるだけでなく、皆さんの成長を願いご供養します」と話して読経し、田中学校長がそろばんに火をつけた。
この日午後5時の気温は31.2度(三条市消防本部調べ)で、9日間連続の真夏日。セミしぐれが響く境内は、同校でそろばんを習う小学生やその兄弟など約350人で埋まり、燃え盛るそろばんに神妙な顔で手を合わせていた。
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神妙な顔で手を合わせる子どもたち
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南小学校6年堀健太くんは、「僕のじゃないけど、よくそろばんを使うので、今まで使わせてくれてありがとうという気持ち」と話していた。そろばん供養のあとは、子どもたちお待ちかねのゲーム機など豪華賞品が当たる抽選会を開いた。
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