|
三条市とアークランドサカモトが災害時における物資供給に関する協定に調印(2006.8.9)
|
|
|
三条市と市内に本社を置いてホームセンターを展開するアークランドサカモト(株)=坂本洋司代表取締役会長・本社上須頃=は9日、災害発生時に三条市に同社が必要な物資を迅速、円滑に供給する「災害時における物資供給に関する協定」を締結した。
|
災害時における物資供給に関する協定に調印し、握手する高橋三条市長(左)と坂本アークランドサカモト会長(右)
|
午前9時から市役所で調印式を開き、高橋一夫三条市長と坂本会長が協定書に調印した。協定は、三条市内で地震や風水害などの災害が発生、または発生のおそれがある場合に、三条市の要請を受けてアークランドサカモト(株)が取扱商品など調達可能な物資を優先的に被災地へ供給する。
|
アークランドサカモト本社ビル
|
同社の対応可能な物資は、発電機やブルーシートといった資機材をはじめ、衣類や日用品、冷暖房機器、電気用品、寝具・収納などホームセンター取扱商品、さらにはベビー用品、医薬品関係、加工品や炊き出し用食材など幅広い。
同社は一昨年の7・13水害では店舗は被災しなかったが、多くの社員の住宅が被災。続く中越地震では長岡、見附、十日町などの店舗が被災。緊急時には本社に対策本部を設置し、各店への人員派遣なども行っている。
同社が災害時の協定を結ぶのは三条市が初めて。坂本会長はもしものときには「経験を生かし、役に立てれば」と話していた。また、三条市が民間企業との間で災害時の物資や食料の提供などで協定を締結したのは、これで6社目となった。
関連リンク
|