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五十嵐川改修で移転対象世帯の85%が移転契約を完了、4橋の架け替えで来年4、5月は3橋が車両通行止めに(2006.8.10)
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三条市は、9日午後1時半からの河川改修事業等調査特別委員会(岡田兵一郎委員長)で、7・13水害による五十嵐川の災害復旧助成事業の進捗状況や来春、最大で3橋を通行止めにして行われる橋梁架け替え計画を説明した。
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9日開かれた三条市の河川改修事業等調査特別委員会
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渡瀬橋下流から信濃川合流点までの五十嵐川河川災害復旧助成事業の進捗状況、河川工事予定、橋梁架け替え計画、排水ポンプ場計画、河川工事発注スケジュール、五十嵐川に関する検討会、さらに渡瀬橋から上流の関連事業の進捗状況などについて五十嵐川・刈谷田川改修対策室長が説明した。
説明では、改修事業に伴う移転対象世帯254世帯のうち、7月31日現在で約85%の215世帯の契約が終わり、未契約の世帯もおおむね12月末までの移転に了解しており、「用地交渉は順調に推移していると考えている」とした。
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五十嵐川災害復旧助成事業に伴う橋梁架け替えスケジュール
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また、五十嵐川に架かる4橋の架け替えスケジュールを示した。すでに工事中の一新橋が来年5月に完成するのを待たずに来春、嵐川橋、御蔵橋、常盤橋の3橋の架け替えに次々と取りかかり、4橋すべての工事が重なる期間がある。
さらに来年4、5月の2カ月間は、嵐川橋の迂回(うかい)仮橋を除く3橋すべてが迂回仮橋を含めて車が通行できなくなり、一新橋から下流側に架かる橋で車が通られるのは、嵐川橋と昭栄大橋、新大橋の3橋だけになる。
これに伴う渋滞緩和策として、新大橋の一方通行の解除や工事用の大型車両をできるだけ市街地を通行しないように川の中に工事用の道路を設置することなどを説明した。
委員からは、新大橋以外でも一新橋の嵐北側の右折禁止解除や嵐南側の国道8号線に抜ける道の一方通行解除など、周辺の渋滞緩和の可能性を今のうちに検討するよう求める意見もあった。
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