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燕市・故竹越孝雄さんの遺族が香典返しに燕市の青少年育成に100万円(2006.8.21)

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ことし7月5日に食道ガンで68歳で亡くなった(株)タケコシ=燕市南7=会長、故竹越孝雄さんの遺族が21日、香典返しとして青少年育成のために役立ててほしいと燕市に100万円を寄付した。

左から故竹越孝雄さんの妻幸さん、長男孝行さん、小林燕市長

左から故竹越孝雄さんの妻幸さん、長男孝行さん、小林燕市長

午前9時に同社社長で故人の長男の竹越孝行さん(43)と故人の妻、幸さん(68)の2人が市役所を訪れ、小林清燕市長に現金100万円を包んだ袋を手渡した。

故人の孝雄さんは10年ほど前から亡くなるまで保護司を務め、社会奉仕活動にも積極的に参加。孝行さんは、父の遺志を受けて「青少年の健全育成に役立ててほしい」と話し、小林市長は「ご希望に添うよう使わせて頂きます」と礼を述べた。

孝雄さんは、昭和41年に金属製品製造業のタケコシを創業。仕事をはじめいろいろなことに興味を持ってチャレンジし、当時は知る人も少なかった発芽玄米の販売や電気発芽器の製造なども10年近く前から手がけた。

ほかにもさまざまな製品開発にも取り組み、孝行さんは「ずっと父を見てきて、目標だった」と父の背中を見て歩んできた道のりを思いだしていた。