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しただふるさと祭り〜雨生の大蛇祭で県央の夏まつりを締めくくる(2006.8.27)
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県央地域の夏まつりの最後、三条市下田地区の「しただふるさと祭り〜雨生(まおい)の大蛇祭」が26日行われ、雨生の大蛇が地区内を練り歩く行列行進や五十嵐川河川公園特設会場でのイベントなどを行い、親子連れなどでにぎわった。
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しただふるさと祭りの雨生の大蛇祭の行列
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祭りのメーンの雨生の大蛇は、モミの木で作った3mほどの大蛇の頭部に、カヤをよしずで巻いた胴体をつないだ全長約40メートル。午前8時半から八木神社で神事を行い、水害の影響で3年ぶりとなった吉ヶ平の雨生ヶ池からくんだ水を露払いに使って出発。八木前、五百川、荒沢と、新たにコースに加えた下大浦の4地区を練り歩いた。
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ニジマスのつかみ取り
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午前11時からの五百川地区での行列行進では、まず下田八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」の玄関前で葎谷太鼓の演奏。続いて、市女笠(いちめかさ)をかぶった笠堀姫を頭部に乗せた大蛇を、はっぴを着た若者が「コイヤ、サー」のかけ声とともに担ぎ、向かいのかもしか病院まで進んだ。
午前11時で気温28.1度(三条市消防本部調べ)の厳しい残暑。汗びっしょりになってかけ声も威勢よく大蛇を担ぎ、沿道に並ぶアマチュアカメラマンや見物人の間をゆっくりと進んだ。
河川公園特設会場では模擬店が並び、ニジマスのつかみどりやカヌー教室をはじめ、堤防の上の凧揚げ、ステージでの五十嵐小文治石投げ全国大会、保育所お遊戯などさまざまなイベントを行った。
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五十嵐小文治石投げ全国大会
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ニジマスのつかみどりは、五十嵐川にいけすを作り、1回にニジマス約100キロを放した。子ども500円、おとな1,000円の参加費だったが、1人5匹以上はつかまえるほどの大サービスで、15匹以上つかまえた人もいた。初めて下田の祭りに友人と遊びに来たという三条地区の19歳の女の子もニジマスのつかみどりに挑戦、「笑いすぎて2匹しかとれなかったけど、おまけしてもらった。超楽しかった!」と、その場で塩焼きにしてもらったニジマスをほおばっていた。
午後5時半からの雨生の大蛇祭で大蛇の胴体部分を燃やし、その火を囲んで盆踊り。最後は花火大会で締めくくった。
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