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加茂市出身ボクサー塩野選手が「かつらボクサー」小口選手と5日夜、かつら決戦を実現(2006.9.5)
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加茂市出身のプロボクサー、塩野翼さん(22)=角海老宝石ボクシングジム=が5日夜、試合中にかつらがずれて話題になった「かつらボクサー」こと小口雅之さん(28)=草加有沢ボクシングジム=と対戦。異色の「かつら」対決が実現する。
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5日行われるスーパーフェザー級8回戦の塩野選手のポスター
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塩野さんは、15歳からボクシングを始め、17歳で上京し、角海老宝石ボクシングジムに入門。2002年11月にプロデビュー。戦績は6勝(3KO)4敗。身長168センチの右ボクサーファイター。
今回の対戦のきっかけは「かつら」。小口さんが「かつらボクサー」と騒がれているが、塩野さんのトレーナーが10年ほど前の現役時代にかつらをつけていたことから「元祖はこっちだ」と主張。塩野さんも15歳のころホルモンのバランスをくずして髪の毛が抜けてしまったこともあり、今はスキンヘッド。かつらなら自分もいけるのではと、10勝(3KO)4敗2分の戦績の格上の小口選手への挑戦を決めた。
試合は後楽園ホールで行われるクリーンファイトボクシングPART3のメーンイベントで、スーパーフェザー級8回戦。両選手とも、かつらをつけてリングに上るパフォーマンスも考えているという。試合はスーパーフェザー級8回戦。かつら同士の対戦が、スポーツ新聞などで話題になり、注目を集めている。
龍昇園=三条市元町=経営の店主、刈屋栄二さんは、塩野さんを子どものころから知り、塩野さんも帰郷するときには必ず試合の報告に来店する。ノーランク同士の試合がメーンイベントを飾るのはとても珍しいと刈屋さんは言い、「今回の試合は翼にとって大きなチャンス。なんとしても勝ってほしい」と「かつら」の因縁対決に声援を贈っている。
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