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男子体操の全日本チームが加茂市で強化合宿をスタート、小池市長を表敬(2006.9.8)
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男子体操の全日本チームが8日、国際大会出場に向けた強化合宿練習を加茂市体操トレーニングセンターで行うために加茂市を訪れ、小池清彦市長を表敬訪問した。
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8日、強化合宿のために加茂市を訪れ、市役所で職員の歓迎を受ける男子体操の全日本チーム、いちばん右が塚原総監督
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強化合宿に訪れたのは、鉄棒の「月面宙返り」を開発した五輪金メダリスト塚原光男さんを全日本チーム総監督に、アテネ五輪で金メダルだった団体のメンバーで、平行棒で銀メダル、昨年11月の世界体操競技選手権大会で個人総合優勝した冨田洋之選手、同じくアテネ五輪の団体メンバーで昨年の世界選手権で個人総合2位の水鳥寿思選手をはじめ、地元加茂市の体操クラブ出身の馬場亮輔選手など選手10人。
10月14日からデンマークで行われる第39回世界体操競技選手権大会と12月2日からカタールで開かれる第15回アジア競技大会に向けて、8日から14日まで加茂市体操トレーニングセンターで練習を行う。
全日本チームは具志堅孝司WGO監督、森泉貴博WGCヘッド・Asia監督らスタッフ7人とともに午後2時に加茂市役所を訪れ、小池市長はじめほとんどの職員が玄関前で一行を拍手で出迎え、花束を贈った。
市役所を訪れる前に体操トレーニングセンターを先に見てきた塚原総監督は、同センターを「日本体操界にとっても大事な財産」と評価するとともに、日本の男子体操はアテネ五輪の金メダル以来、メダルを取るのが責務のようになっているが、「ことしも金メダルをとって、北京オリンピックにつなげたい」とあいさつした。
ことし2月に加茂市栄誉記念章を受けた馬場亮輔選手は、ふるさとへ日本のトップ選手とともにバスに乗って来たのが不思議な気持ちと言い、「この合宿を利用して、さらに上に行けるよう頑張りますので、応援をお願いします」とあいさつした。
男子体操の日本代表が東京以外で強化合宿を行うのは初めて。練習場となるトレーニングセンターは国内で唯一、2008年の北京オリンピックで使用予定のヤンセン・フリットセン社の器具をすべてそろえているのが、練習場に選ばれた大きな理由という。
また、練習中はトレーニングセンターは関係者以外、立ち入り禁止とする。代表選手は次の通り。
■名前(所属)WGC(世界選手権大会日本代表選手)・Asia(アジア競技大会日本代
表選手)
- 冨田洋之(所属セントラルスポーツ)WGC・Asia
- 水鳥寿思(徳洲会体操クラブ)WGC・Asia
- 中瀬卓也(同)WGC・Asia補
- 塚原直也(朝日生命)WGC
- 森赳人(日本体育大学)同
- 関口栄一(コナミスポーツクラブ)同
- 桑原俊(徳洲会体操クラブ)Asia・WGC補
- 馬場亮輔(コナミスポーツクラブ)Asia
- 小林研也(同)同
- 芳村裕生(同)同
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