真夏同然の残暑のなかで加茂JCの初秋イベント「キーチ君の夢空間in加茂川2006」にぎわう(2006.9.10)

加茂青年会議所（涌井源一郎理事長）は9日、加茂市・加茂川の河川敷で「キーチ君の夢空間in加茂川2006～小京都十五夜ものがたり」を行い、気温35度を超える厳しい残暑のなか、加茂市のシンボル、加茂川を舞台に子ども向けを中心にしたイベントは大勢の親子連れでにぎわった。

9日、加茂市・加茂川河川敷で行われた「キーチ君の夢空間in加茂川2006～小京都十五夜ものがたり」のカモレンジャーショー

イベントは午後2時から7時半まで。日中は、和紙染め灯ろうや割りばし鉄砲、凧、ネーチャークラフトなど子どもたちを対象にしたものづくりの各ブースや屋台村、ご当地ヒーローの小京都戦隊カモレンジャーショー、よさこいソーランなど地元団体の踊り披露などを行った。

夕方からは3,000個の灯ろうに火をともし、幻想的な雰囲気のなかで「カモレンジャー映画」のお月見上映会、「加茂松坂」を生かした新感覚の踊りを子どもからおとなまで一緒に踊ってフィナーレを飾った。

河川敷に3,000個の灯ろうを並べた灯ろうアート

初秋のイベントだが、この日は最高気温35.7度（加茂地域消防本部観測）で真夏同然の猛暑。立っているだけで玉の汗が流れる暑さに、たまらず川に入って遊ぶ子どもたちもいた。

イベントの目玉のひとつカモレンジャーショーでは、イベント会場にいた親子連れがほぼ全員観覧。加茂の文化と伝統を守るために悪者と戦うカモレンジャーに、子どもたちは暑さを忘れて大きな声援を送り、新キャラクターも登場したショーをたっぷりと楽しんだ。