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9日、燕市美術協会が市内美術家99人を会員に発足(2006.9.10)
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燕市美術協会の設立総会が9日、燕三条ワシントンホテルで開かれ、金工作家の高橋重弘さん=燕市分水桜町=を初代会長に燕市内の美術家99人を会員に発足した。
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9日開かれた燕市美術協会設立総会
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ことし3月の合併に伴い、新たな燕市美術展の運営を市と美術関係者が話し合うなかで、旧3市町にはなかった美術協会を設立することになり、4月から準備を進めてきた。
協会は日本画、洋画、工芸・彫刻、書道、写真の5部門とし、会員は県内の公募展や中央の美術展などの入選、入賞回数やそれらの役員などの基準を設けて公募と推薦による99人が加入し、この日の設立総会となった。
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燕市美術協会の初代会長に就いた高橋重弘さん
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総会には来賓と会員、合わせて約70人が出席。会則と役員、平成18年度燕市美術協会一般会計予算・事業計画を決めた。役員は高橋会長(工芸・彫刻)のほか、副会長に各部門から小林文一さん(日本画)、星野金吾さん(洋画)、籠島天游さん(書道)、捧武さん(写真)の4人などを決めた。
初年度の事業計画は、この日の設立総会と会員名簿調製、10月27日から30日まで吉田産業会館で開かれる第1回燕市美術展への参加とした。
総会後の祝賀パーティーで高橋会長は、「会員の融和、親ぼくを大切にし、今後の発展を祈念いたし、なおいっそうの新しい花を咲かせていこうではありませんか」とあいさつし、協会の誕生を祝った。
来賓の小林市長は祝辞で、3地区のそうそうたる面々による合併後5カ月という短期間での設立に感動と感謝の気持ちと述べ、燕市美術協会の発展に期待した。
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