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三条市・大島園協が実りの果樹畑をルートに初めてのウオークラリー(2006.9.10)
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三条市大島地区の果樹生産者が主な会員の大島園芸振興協議会(山口昇会長)は9日、初めて「おおじまハッピーフルーツウオークラリー」を行い、三条市内の親子29組、88人が参加してクイズに答えながら同地区の果樹畑を歩くウオークラリーに挑戦した。
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9日行われた大島園芸振興協議会「おおじまハッピーフルーツウオークラリー」
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地元の子どもたちから果物のことを知り、身近に感じてもらうのがねらいで、三条市内の小学3、4年生を対象に参加者を募集した。
参加者は午前9時半にJAにいがた南蒲大島選果場をスタート。地図を頼りに約7キロを歩き、モモ、ナシ、ブドウの畑6カ所に設けられたチェックポイントにある果物や大島地区にちなんだ問題の答えをカードに書き、正解数と午後2時半までの制限時間内のゴール時間と合わせた得点を競った。
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チェックポイントでクイズに答える参加者
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また、チェックポイントの畑では、果物の試食や収穫体験のできる畑もあり、参加者がもぎ取ったナシやブドウは、参加賞としてプレゼント。ゲームで楽しみながら大島特産の秋の味覚も味わえるという趣向だ。
この日は最高は34.7度(三条市消防本部調べ)の猛暑。汗をタオルでふきながら炎天下の田んぼや果樹畑の中を歩いた。チェックポイントでは「ル・レクチェの収穫時期は?」、「大島園協ができてから何年目?」などの問題があり、参加者からは「そんげ、わかんね〜よ」の声も。
両親と参加した三条市西大崎3、長浜悠斗君(10)は、たわわに実ったブドウを初めて目の当たりにし、で「いっぱいなってる。いい香りがする」と自然の姿に感激。「巨峰」の収穫、もぎたての「ロザリオビアンコ」の試食と、ブドウの甘い香りや秋の虫の音に包まれて、初めてづくしの体験を五感で楽しんでいた。
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