18日までの保内緑花木センター植木まつりで悠仁さまのお印、品薄のコウヤマキに注目集まる(2006.9.16)

JAにいがた南蒲は16、17、18の3日間、保内緑花木センター＝三条市下保内＝で恒例の植木まつりを開いており、今回は秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまの「お印」に決まり、品薄になっているコウヤマキ（高野槇）も並んでいる。

18日まで開かれている保内緑花木センターの植木まつり、手前のビニール袋に入って並んでいるのは、売約済みのコウヤマキの苗木。

三条緑花木センターは、県内最大規模の植木の常設展示場。保内地区の37件の造園や園芸業者が出店し、毎年4月から10月まで夏場を除く月1回、売り出しの植木まつりを開いている。

手書きの看板を添えて販売するコウヤマキ

今回の目玉は、コウヤマキ。7、8店が2,000円から4,000円ていどの苗木から15万円の高さ4メールほどあるコウヤマキを展示即売。「悠仁さまお印の木」と手書きの看板を添えた店もある。

初日16日は小雨がぱらつく曇り空。ピンク色の花をつけたサルスベリや紅葉前のモミジやナナカマドなどが並んだ会場には、県内を中心に県外からも夫婦や家族連れが訪れた。

12日に悠仁さまの「お印」に決まった直後とあって、来場者のコウヤマキへの関心も高く、苗木を見つけては「あ～これらね」と立ち止まって眺めたり、葉にさわったりしていた。また、午前9時のオープンと同時に訪れ、知り合いの分も頼まれたとコウヤマキの苗木10本をまとめて買いする柏崎市の人もいた。

悠仁さまと同学年になる赤ちゃんを抱いてコウヤマキを品定めするお母さん。

保内地区のコウヤマキの生産者には県外などからの注文もあり、すでに苗木は品切れの状態らしく、植木まつりでの苗木の販売は売り切れたら終わりとしている出店者もあった。

植木まつりは午前9時から午後5時まで。期間中は、たこ焼きや手羽から揚げなども販売しており、2日めの17日午前11時からは、来場した子どもたちに参加してもらってもちつき大会を行う。問い合わせは同センター（電話：0256-38-8184）へ。