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フェーン現象の炎天下で第6回良寛さまと、あ・そ・ぼ祭(2006.9.18)
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第6回良寛さまと、あ・そ・ぼ祭が18日、三条市・八幡宮の境内で行われ、良寛みこしや子ども大名行列など越後の禅僧、良寛にちなんださまざまなイベントに子どもたちは熱中した。
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18日、八幡宮境内で行われた第6回良寛さまと、あ・そ・ぼ祭
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同祭実行委員会(川瀬弓子代表)が主催。中心市街地の活性化の一環で、子どもたちからも誇りをもって町づくりに参画する意識をもってもらおうと、地元三条にゆかりの良寛をテーマに毎年、開いている。
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面と、とりかぶとをつけた本格的なてんぐ
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イベントは、三条良寛会の話を聞いてから解答するクイズ「良寛さま」、クイズラリーの越後三条良寛の道探検隊、良寛みこし&大名行列、ほかにも茶席や子ども縁日・フリーマーケット、じょんのび子ども会HipHopダンスと盛りだくさんだった。
メーンは春の三条祭りの大名行列の子ども版の大名行列だ。小学生の先供(やっこ)を先頭にてんぐ、子どもみこし、良寛みこし、太鼓と笛と続き、60人余りで行列を編成した。
主役は三条市元町、琴平神社で毎年6月の春祭りに同地域の小学生らが参加して行っている大名行列のメンバー。花形のてんぐは本家の大名行列と同様、てんぐの面に緋色のとりかぶとと着物の衣装で、2枚歯の高げたをはき、両脇を支えられて境内を進んだ。
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オレンジ色の綱と鈴を新調した良寛みこし
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良寛みこしは未完成で毎年、少しずつ装飾品など増やして完成に近づけており、ことしは屋根にかけた綱と鈴を新調。また、先供は今回、新調した黄色のはっぴを着て参加。太鼓と笛は本家三条祭りの囃子方と横笛同好会「シノーン」のメンバーが担当し、本格的なミニ大名行列だ。
この日は、台風13号の接近に伴うフェーン現象で最高気温は34.7度(三条市消防本部観測)の季節はずれの猛暑に見舞われ、大名行列はいつもなら境内を3周するところ、2周に短縮。汗を流して行列を組む子どもたちに、観客は「暑いなか大変らね〜」、「ほら、頑張れ!」と声援を送っていた。
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