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三条地区で秋の全国交通安全運動の出発式(2006.9.21)
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21日から30日までの秋の全国交通安全運動の初日21日、三条地区交通安全対策連絡協議会(会長・高橋一夫三条市長)は三条市総合福祉センター駐車場で出発式を行い、同所に交通安全指導所を設置、近くのスーパー前の交差点で人間のぼり旗作戦を行ってドライバーに安全運転を呼びかけた。
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21日行われた三条地区交通安全対策連絡協議会の秋の全国交通安全運動の出発式で宣誓する「いきいきクラブ・チャレンジ100」
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同協議会を構成する三条市、三条署、三条地区交通安全協会から約40人が参加。猪股良二三条署長はあいさつで、全国で飲酒事故が相次ぎ、全国交通安全対策協議会から「飲酒運転根絶」の緊急通達を受けたことを紹介し、秋の全国交通安全運動の重点項目の「高齢者の交通事故防止」、「夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止」、「全座席シートベルト着用とチャイルドシートの正しい使用の徹底」を呼びかけた。
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交通安全指導所でドライバーに安全運転を呼びかけ
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また、「敬老の日」の18日に市内で横断歩道を横断中の高齢者が車にはねられて死亡する事故があったことにもふれ、三条市内のドライバーは「歩行者優先という意識が乏しい」と指摘。参加者に「どうか事故が1件でも減るように、死亡事故をこれ以上、出すわけにはいかない」と、事故防止に協力を求めた。
出発式では高齢者の交通事故防止を図るための「いきいきクラブ・チャレンジ100」の参加者による宣誓のあと、同駐車場に設置した交通安全指導所に、見附方向から三条方向に走行する車両250台を止めて、ドライバーに運動のちらしと乳酸菌飲料1本を手渡し交通安全を呼びかけた。
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人間のぼり旗作戦
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人間のぼり旗作戦では、スーパー原信駐車場前の信号交差点の4カ所に25本ほどの「交通安全」と書いた黄色ののぼり旗を手にした参加者が立ち、「ぶじカエル」と「事故にチューい」の意味のカエルとネズミの着ぐるみも参加して通行車両に安全運転を呼びかけた。
運動期間中は、22日に下田地区、26日に栄地区で交通指導所を開設するほか、市内660世帯の高齢者宅家庭訪問、交通安全施設の点検整備なども行う。
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