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三条市内の庭にも樹高十数メートルの見事なコウヤマキ(2006.9.22)
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悠仁親王のお印となった木・コウヤマキ(高野槇)が、三条市内の農家の庭でも大きくまっすぐに育っている。
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三条市土場、鈴木さん方のコウヤマキ
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コウヤマキは日本固有の常緑高木で、高さ20メートル以上にも成長する。「お印」には「大きく、まっすぐに育ってほしい」との気持ちから選ばれたとの報道がされている。
そのコウヤマキが自宅の2階以上の高さに育っているのは、三条市土場1、農業鈴木由夫さん(72)宅の庭。高さ十数メートル、幹の周りは約80センチもあり、円錐形の美しい樹形の先は空に向かってまっすぐ伸びている。
鈴木さん宅のコウヤマキは、30年ほど前に鈴木さんの友人が引っ越しをするのでと、鉢植えだった苗を鈴木さんの庭に植えていった。手を掛けずにいたらその時の苗が30年ほどかけて大きく成長。鈴木さんは「育ちのいいことは聞いていたけれど、こんなになるとは」と見上げていた。
特に思い出のある木ではないと話していたが、悠仁親王の「お印」に決まったと知り、家族で「うちにあるのが、そうらな」と話したと言う。近所の人からも「コウヤマキがあるね」とちょっとした話題になったようだ。
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