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高橋三条市長が会見、次期市長は「わたしの意中に具体的にある」と事実上の後継指名を明言(2006.9.27)
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高橋一夫三条市長は27日、退職申出を提出して定例会終了後の正午ころから会見した。市長の後継については「わたしの意中には具体的にあります」とし、その名前は明かさなかったものの、「意中の人」の出馬が実現すれば応援すると、事実上の後継指名を行う考えを明らかにした。
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辞職で記者会見する高橋三条市長
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定例会のあいさつでも新しい市長には「新しい、若い、聡明(そうめい)なリーダー」と示したように、安倍晋三総理や泉田裕彦県知事、世界的にも若いリーダーが活躍しているとし、「意中の人」は今後、支援者らと相談したうえで要請し、選挙戦でも応援していくとした。
会見の高橋市長は、いつもと変わらない早い口調だが時折、笑顔を見せてリラックスした雰囲気。「意中の人」の年齢は、市内の人か、などの質問に「言えません」、「それ以上、意中のことは言えない、ここは越後だから越中(意中)でない」と駄じゃれを言う余裕も。もっとも、「若さ」がキーワードで、高橋市長が信頼を寄せている人材となると限られてくるのは確かだ。
退職については、河川改修のめどをつけるのが自身の責務として立候補したことなどから、任期満了まで務めると思っていた人はいないのではとし、時期的にはことしに入ってから9月か12月かと考えていたが、できれば来年度の予算編成前の9月にと考えていたとした。
退職後は、新三条市が遺跡の町であることを最近、覚え、例えばそういう遺跡に関係する仕事、また、ドジョウの養殖など、市長ではできない「やりたい仕事がいっぱいある」と話していた。
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