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三條蘭亭会が10月1日まで第19回書道展(2006.9.29)
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三條蘭亭会(井上雨石会長)は29日から10月1日までの3日間、三条市中央公民館で第19回書道展を開き、会員の作品40点余りを展示している。
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第19回書道展会場で三條蘭亭会会員
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三條蘭亭会は、日本書法教育会で学ぶ三条市を中心とした書道団体で、三条、燕、新潟の6人の師範とその教え子など、10代から80代の88人が会員。毎年、書道展を開いて一年の勉強の成果を発表している。
今回は38人の会員の43点と日本書法教育会理事、長谷川白楊さんの賛助出品1点を展示。作品はかい書、行書、草書、隷書、仮名や漢字、現代文とさまざまで、会員がそれぞれの書風を生かして軸やパネル、額などで見せ方にも工夫を凝らしている。
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展示作業を行う会員
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会期前の28日夜は、出品者で展示作業を行った。井上会長の話では、最近はだれでも読めるものを書く流れがあり、同書道展でも現代文が増えていると言う。
また、書道展は読めないからと敬遠する人もいるが、「読もうとしないで絵画のような感覚で見てもらい、線や余白や墨の美しさなどを感じてもらえれば」と、井上会長は気軽な来場を呼びかけている。
書道展は午前9時から午後5時まで、最終10月1日は午後4時半まで。入場無料。
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