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初の水防訓練、国交省も参加して燕市総合防災訓練(2006.10.2)
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燕市は1日、平成18年度燕市総合防災訓練を行い、ことし初めて行った大曲河川公園での水防訓練や大関小学校での地震を想定した訓練に燕地区の住民や関係機関など19団体、約800人が参加した。
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1日行われた平成18年度燕市総合防災訓練で国交省北陸地方整備局の災害対策用ヘリコプター「ほくりく」の座席に座る大関小児童
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午前8時半から大関小学校で地震を想定した訓練のあと、大曲河川公園に会場を移して大雨による河川の増水を想定した水防訓練を行った。水防訓練は昨年、合併前の旧燕市で計画したが雨で中止。今回、初めて行った。
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水防工法実施訓練を行う消防団員
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ボートを使った救助訓練
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中ノ口川の中州に取り残された人を燕・弥彦総合事務組合消防本部がボート2そうで救出。続いて水防工法実施訓練で、燕、分水、吉田3地区の消防団から30人ずつ90人が地区ごとにシート張り工法、月輪工法、木流し工法のいずれかを訓練し、一般の人も参加して土のう作りも体験した。
また、同公園には国土交通省北陸地方整備局の災害対策車や情報収集用に昨年、配備した災害対策用ヘリコプター「ほくりく」も展示した。
大関小学校児童は順番にヘリコプターの座席に座らせてもらい、4年生の野村祐輔君は「いろんな機械や仕組みがあっておもしろかった」とコックピットに並んだメーターや操縦かんに興味津々。また、訓練に参加して4年生の田中翔子さんは「消防の人の大変さがわかった」、同じく多賀秀明君は「もし、地震が来たらと考えると、訓練は大事だなと感じた」と話していた。
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