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5日夕方から三条市一ノ門周辺で電話が不通、夜になっても復旧せず(2006.10.6)
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5日午後4時前ころ、三条市一ノ門1地内の道路工事で地下に埋設してあった電話のケーブルが損傷する事故があり、周辺の一ノ門1、2丁目、田島、東三条1地内の一部で夜になっても電話が通じない状態に。このため、NTT東日本では一ノ門保育所前に特設公衆電話を設置した。
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NTT東日本が一ノ門保育所に設置した特設公衆電話、黄色ののぼり旗が目印
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ケーブルが損傷したのは三条信用金庫一ノ門支店前の交差点で、関係者によると国土地理院関係の工事で道路を掘ったときに地下に埋めてあるNTTの電話ケーブルの一部を損傷したようだ。
復旧はケーブルの入っていた管の一部を補修、損傷したケーブルを取り換える作業を行うらしいが、復旧に必要な部品が県内にないため東京から取り寄せている。また、ケーブルの損傷は一部だが、約200メートルの区間の取り替え工事が必要なため、復旧にはまだ時間がかかりそうだ。
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電話のケーブルが損傷する事故のあった一ノ門1地内の現場、右の建物は三条信用金庫一ノ木戸支店
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このため、NTT東日本では三条市と連絡を取り、広報車で電話の不通を知らせるとともに、一ノ門保育所前に衛星を使って通話ができる特設公衆電話2台を設置。また、三条市消防本部でも救急要請などの可能性を考慮して午後6時と9時に電話が不通の地区を巡回した。
電話をかける分には、携帯電話の普及であまり不自由はないが、受けられない影響は大きい。不通地域に電話すると、「ただ今、電話がかかりにくい状態になっています」と自動音声案内が流れるようになっている。
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