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越後くがみ山の酒呑童子行列に600人余りが参加、さまざまなイベントでにぎわう(2006.10.10)
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燕市分水地区観光協会と分水異業種交流会は8日、分水地区に伝わる伝説にちなんだ「越後くがみ山 酒呑童子行列」を行い、鬼にふんした参加者や関係者ら600人余りが国上寺から酒呑童子神社までを練り歩いた。
燕市を中心に近隣の見附や長岡、新潟市などから、赤、黄、黒などそれぞれが着色した鬼の面をつけた子どもからおとなまでの一般参加者566人と関係者らが参加して行列を編成した。
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600人余りが参加した行列
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分水太鼓
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フィナーレを飾る仕掛け花火
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太鼓を載せた車を先頭に午後3時に国上神社を出発。行列は舗装された林道を下り、4時過ぎに道の駅「国上」そばの酒呑童子神社に到着、参拝し、それぞれの願いの成就を祈った。
色とりどりの鬼たちが細い林道を「酒呑童子行列」とある旗や空き缶で作ったたいまつを掲げて下りてくる様子は圧巻で、アマチュアカメラマンは盛んにシャッターを押していた。
酒呑童子神社下の公園で到着のセレモニーを行い、分水地区の諏訪神社稚児による豊栄の舞の披露、酒呑童子伝説にちなんでつづらを開けた外道丸が鬼の姿の酒呑童子に変身するパフォーマンス、鬼仮装コンテストの表彰式を行い、参加者や観客を楽しませた。
このあと、歩いて数分の道の駅「国上」で、よさこいソーランや分水太鼓の演奏などを行い、ミニスターマインと「満願成就酒呑童子」の仕掛け花火でフィナーレを終わった。
昨年に続いてことしで2回目となったイベント。参加した分水地区の60歳代の女性は「お面の色を塗って、前から楽しみにしていました。足の運動にもちょうど良かった」と新しいイベントに満足していた。
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