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三条市長選出馬の国定氏の後援会が事務所開き(2006.10.15)
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11月5日告示の三条市長選挙に出馬する前総務省・情報通信政策局地域通信振興課課長補佐の国定勇人氏(34)=三条市東裏館1=の後援会は14日、事務所開きを行い、17日で辞職する高橋一夫三条市長をはじめ後援会役員ら約60人が集まり、日本一若い市長の誕生に向けて気勢をあげた。
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14日行われた国定勇人氏の後援会の事務所開き
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午後7時から同市東裏館1のローソン2階に開設した事務所で行い、会長の高橋一夫三条市長はじめ、三条地区の後援会役員が出席。役員として三条商工会議所役員の顔も並び、山井太幹事長をはじめ、副幹事長は30、40歳代の若手経済人が占める。
神事のあと会長の高橋市長、顧問の竹山昭二県議、相談役の渡辺勝利シンワ測定(株)会長、副会長の斉藤弘文シマト工業(株)社長があいさつし、国定氏を激励、応援した。
あいさつに立った国定氏はまず、「本当に素直な気持ちでわたしは三条市が好きです」と始め、三条市に出向した3年間の経験で、東京で生活しているのが一番で、世の中は東京を中心に回っているという考えを改めさせられたとした。
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あいさつする国定氏
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三条市については「ほどほど都会で、ほどほど田舎の優れたバランス感覚」、「優れた地場産業、農業基盤、自然の中で人々が豊に暮らしている。このようなバランス感覚をもったところは日本を探してもそうめったにあるところでない」と魅力を話した。
しかし、市町村合併が進み、今のままでは新潟市と長岡市のはざまで埋没していくとし、「ここで奮起して、地の利を生かした県央の真の中核としての三条市を目指す」。そのために「微力ながらこれまでの経験を生かして三条市のために役に立てればと出馬を決意した」、さらに「皆さま方のご期待に応えるべく、誠心誠意、全身全霊を尽くしてこの三条のために頑張っていく」と決意を示し、支援を求めた。
会長の高橋市長はあいさつで、国定氏に対して「若過ぎる」、「よそ者」と批判する声があることについては、それぞれ「日本の政治家が年寄り過ぎる」、「よそ者と言っても、よその人が来てくれるような魅力ある町でなければだめだ」と反論。新しい人が新しいジャンルを築くのは産業も政治も同様で、「わたしはまったく意に介しません」とはねつけた。
一方、国定氏のほかに立候補の具体的な名前はあがっていないが、「選挙は百パーセントあると考えている」と、すでに選挙戦モード。自身の経験からも得票が多いほど自信をもって市政を運営できるとし、「選挙では国定君の票が1票でも2票でも余計になり、市長になったらそれをバックに堂々と三条のために頑張ってほしい」と求めた。
事務所開きでは、最後に相談役の滝口恵介氏の音頭で「ガンバロー」とこぶしを上げ、気勢を上げた。同後援会では、21日午後6時半から三条・燕地域リサーチコアで役員総会を開く。
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