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第1回燕市展に242人から295点の応募(2006.10.21)
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合併して初めての第1回燕市美術展覧会(市展)の作品搬入が20日、燕市吉田産業会館で行われ、5部門に295点の応募があった。
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20日、燕市吉田産業会館で行われた第1回燕市美術展覧会の作品搬入
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旧燕市では毎年、恒例にしていたが、吉田、分水を加えた合併記念として第1回目を27日から30日まで開く。作品の応募資格は、燕市内に在住か通勤、通学している高校生以上で、1人2点以内。旧燕市で行っていた小・中学生の部は設けなかった。
16日まで出品申込書を受け付け、この日午前9時から午後6時半までに作品を搬入。応募作品は部門別(応募者数)で、日本画28(26)、洋画28(25)、工芸・彫刻58(50)、書道67(62)、写真114(79)で、合わせて5部門に242人の295点の応募があった。
昨年の旧燕市の美術展は、1人3点以内の制限で182人から250点の応募があった。それと比べると応募者は60人(32.9%)増、応募作品は45点(18.0%)増。合併で人口は旧燕市の2倍以上になったが、「合併して倍になるかなと思ったけど、そうはいかないもんだね」と関係者は話していた。
ただ、旧燕市展で17点だった「造形」は、今回「工芸・彫刻」となって58点の応募があり、3倍を超す大幅増。造形が盛んな分水地区からの応募が貢献したようだ。
また、無鑑査の燕市美術協会会員の作品85点もこの日、搬入された。部門別の内訳は、日本画8、洋画14、工芸・彫刻27、書道20、写真16。公募作品と合わせて380点となり、関係者は「見応えがあります」とボリュームアップした市展に期待を寄せていた。
燕市と燕市教育委員会は翌21日に洋画、工芸・彫刻、書道、写真の4部門、22日に日本画の審査を行い、市展賞、合併記念で特別に設けた第1回記念賞、新潟日報美術振興賞、奨励賞の各賞や入選を決める。
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