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地元の県央マイスターに学ぶ初めての「にいがた県央マイスター塾」の受講生募集(2006.10.24)
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新潟県三条地域振興局は、29日から12月にかけて初めて「にいがた県央マイスター塾」を開設し、部品検査、伝統的鍛冶技術体験、鎚起銅器体験の3コースで地元の県央マイスターを講師にその技術や技能を学んでもらうので、受講者を募集している。
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にいがた県央マイスター塾受講生募集のちらし
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にいがた県央マイスターは、卓越した県央地域の技術者、技能者を同振興局が認定し、県央マイスターの技術・技能継承活動を通じて優れた技術や技能の維持、継承、人材育成を図ろうと創設された制度。昨年11月に第1回目の13人を県央マイスターに認定した。
そのマイスターを指導者に、マイスターの技を幅広く伝授しようと、初めて「にいがた県央マイスター塾」を企画。部品検査コース「部品検査の基礎」、伝統的鍛冶技術体験コース「切り出し小刀づくり」、鎚起銅器体験コース「ぐい呑みづくり」の3コースで開設する。
各コースとも、応募者多数の場合は抽選で参加者を決める。「にいがた県央マイスター塾」の参加申し込みや問い合わせは、三条地域振興局企画振興部地域振興課(電話:0256-36-2205)へ。各コースの日程や内容、受講料、定員などは次の通り。
部品検査コース「部品検査の基礎」
29日午前9時から午後6時まで三条テクノスクールで開く。部品検査技術マイスターの川崎勝司さんを講師に座学と実習を行う。座学では、検査作業についてや顧客からのクレーム処理も含まれた実際の検査の流れ方などを聞く。実習ではノギスやマイクロメーターなどを使った測定器の使い方や製品サンプルを測定して検査成績書の作成などを行う。受講料は5,000円で、募集定員は高校生以上10人。募集締め切りは10月24日。
伝統的鍛冶技術体験コース「切り出し小刀づくり」
11月10日から12月1日までの毎週金曜の4日間、いずれも午後7時から9時まで三条鍛冶道場で開く。講師は伝統的鍛冶技術マイスターの池田慶郎さんと小林由夫さんの2人。伝統的鍛冶技術の基礎と刃物づくりの座学1時間、鍛接から火造り、刃研ぎまでの切り出し小刀づくりの実践として実習が7時間。受講料は8,000円で、募集は高校生以上10人ていど。募集締め切りは10月27日。
鎚起銅器体験コース「ぐい呑みづくり」
11月18、19日のいずれか1日のコースで、午前10時から午後3時まで県央地域地場産業振興センターで開く。鎚起銅器製造マイスターの細野五郎さんを講師にぐい呑みを作る。受講料は3,000円で、対象は中学生以上、定員は1日10人。募集締め切りは10月27日。
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