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初めて会期を3日間に延長、住民参加型コーナーも設けて27日から29日まで三条市・大島地区文化祭(2006.10.24)
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三条市大島公民館(石田守男館長)では27日から29日までの3日間、同公民館で大島地区文化祭を開く。会期をこれまでの2日間から初めて3日間に延長するとともに、作品展示以外の住民参加型のコーナーも初めて設けるので、同公民館を利用したことのない人にも来場を呼びかけている。
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27日から29日まで開かれる大島公民館主催大島地区文化祭で展示される「おおじま懐かしの写真展」に展示される昭和30年代の写真
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メーンの作品展示は、同公民館主催の教養講座、文化講座の受講生が制作した作品。フラワーアレンジメント、書道、手芸、水墨画などを展示。あわせて先の第2回三条市美術展で市展賞を受賞した地元の石田凱風さん=大島=の『高青邱詩』をはじめ、地元からの出品作も展示する。
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チャレンジクラブで小学生が草木染めした絹のハンカチ
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さらに、子どもの体験活動として行っている「チャレンジクラブ」で小学生が製作、絹のハンカチにタマネギの皮で草木染めした作品も展示する。
一昨年から恒例になっているのが「おおじま懐かしの写真展」。昭和30年代に大島地区で撮影された懐かしい写真を住民から借りて展示するもの。140点もの写真が寄せられたが、展示しきれないので、今回はそのうち約50点を展示。当時の懐かしい風景や農作業の様子、人びとの表情は地元の人に限らず興味深く見られるはずだ。
ほかに、試食コーナー、らて引き換えコーナー、パソコンコーナー、なつかしのおもちゃコーナーを設ける。各コーナーとも初めての開設で、作品鑑賞だけでなく、食べたり、地域通貨「らて」を使ったり、パソコンで写真入りカードを作ったり、昔の玩具で遊んだりと、参加型のイベントだ。
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27日から大島地区文化祭を開く大島公民館
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子どもからお年寄りまで楽しむことができる、より地域に密着した文化祭に育てるのがねらい。そのために、これまで土、日曜の開催だったが、ことしは金曜から、それも金曜は夜9時まで開いて週末に都合がつかない人からも来場してもらえるようにした。
また、これまで大島地区全国に配布している「公民館だより」に文化祭の紹介を掲載していたが、ことしはそれとは別に文化祭のちらしを製作して全戸配布するなど、PRにも力を入れており、一人でも多くの人の来場に期待している。
27日は午前9時から午後9時まで、28日は午後5時まで、29日は午後3時まで開く。入場無料。問い合わせは同公民館(電話:0256-33-0097)へ。各コーナーの内容は次の通り。
試食コーナー |
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大島地区食生活改善推進員さんの協力で、成長期の子どもに食べさせたい、野菜たっぷりの料理の試食コーナーを設置。試食は無料。3日間とも午前11時から、なくなりしだい終了。 |
らて引き換えコーナー |
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地域通貨らて券1枚を、手作りせっけんか、おおじま懐かしの写真展ポストカードセット(5枚)と引き換える。 |
パソコンコーナー |
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インターネット体験と、写真入のカードを作るコーナーを設置。 |
なつかしのおもちゃコーナー |
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だるま落としやけん玉など、昔のおもちゃで自由に遊べるコーナーを設置。 |
関連リンク
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