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三条市長選出馬の山井伸泰氏の後援会が事務所開き(2006.10.27)
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11月5日告示の三条市長選挙に立候補する元三条市議の会社役員山井伸泰氏(59)の後援会(村上幸一後援会長)は26日、三条市月岡地内の同後援会事務所で事務所開きを行い、17人の三条市議をはじめ250人余りの支援者が集まり、選挙戦に向けて気勢をあげた。
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26日開かれた山井伸泰後援会の事務所開き
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午後7時から、西大崎西本成寺線沿いの旧デイリーヤマザキ三条月岡店の建物に開設した後援会事務所で行った。「創り直そう!ふるさと三条」の文字を壁に張った会場には、後援会長の村上三条市議会議長をはじめ、幹事長の田中寿市議など役員の14市議と共産党の小林誠、坂井良永両市議の現職16人。三条、栄、下田の議会議員OBの相田邦夫、外山健一、渡辺朝次、高橋剛氏らも出席、各地区から集まった支援者らで会場はいっぱいになった。
後援会長の村上議長はあいさつで、あまりにも急な高橋前市長の辞職で27日に山井氏が出馬を決意してから事務所開きのこの日まで、時間のないなかで会長を引き受け、市議会の党派を超えて20数人と組織を立ちあげたと経緯を説明。市民の草の根組織で戦っていかなければならず、産業界などのそうそうたるメンバーが役員に名を連ねた相手陣営を「大きなゾウ」と例え、「大きいゾウに向かっていくアリゴ(アリ)のような形ですが、誠心誠意、頑張らせてもらう」と集まった支援者に協力を求めた。
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決意表明する山井氏
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後援会役員三条地区代表の原茂之市議、栄地区代表の木菱晃栄市議、下田地区代表の熊倉均市議のそれぞれ激励のあいさつに続いて、山井氏が決意表明した。
山井氏は最初に、高橋前市長の市政のかじとりをねぎらいながらも、「これから高橋さんの残された課題を、わたしは皆さま方とともに解決するため頑張る決意」とした。
さらに、「それぞれさまざまな未来に向けて頑張っていこうという元気と勇気を持ち得る地域社会にしていかなければならない」、そのためには「住民自治の根付いたふるさとを創ろう」が方法論とし、「能力のある優れたひと握りの人がまちづくりに取り組めば、このまちはよくなるものではない。われわれが判断し、決定し、自己負担で物事を進める地方自治。この精神を具体的に形にしていきたい」と、住民や議会と議論を重ねて進める市政運営の方法を強調した。
また、一昨年の7・13水害や地震からの「復旧」と「復興」は異なり、河川改修や住宅の新築では復興と言えず、「その住宅ローンが終わって初めて復興」。家の中に家財道具がそろい、写真が飾られるようになり、客が来たときに「だりこっぺにしての〜」と言えるくらいに回復しなければ本当の復興とは言えないとする考えを示し、自身は被災していないだけに、被災した人たちからのアイデアと指導をと求めた。
ほかに、新潟市と長岡市にはさまれた三条市、財政問題などについて話し、最後に政治のルールや手続きを重要視していくとし、「われわれはそうやって立派な町をつくる知恵と度胸はあると確信している。どうかわたしと一緒に歩んでいただきたい」と支援を求めた。
田中幹事長が今後のスケジュールなどを説明したあと、「ガンバロー」と全員で唱和し、投票日まで残り16日間の戦いに向けて気勢を上げた。同後援会役員は次の通り。敬称略。
▲会長=村上幸一
▲副会長=木菱晃栄、阿部銀次郎、横山一雄、熊倉均、西川哲司
▲幹事長=田中寿
▲幹事長代行=原茂之、武石栄二、佐藤和雄、吉田進一郎 ▲事務局長=高坂登志郎
▲事務局=佐野徹、佐藤宗司、土田俊人
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