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加茂川鮭まつりで遡上したサケのつかみ捕りに歓声響く(2006.11.4)
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加茂川漁業協同組合(相川義弘組合長)は3日、加茂川河川敷の加茂川穀町公園で第19回加茂川鮭まつりを開き、秋晴れの下、加茂川で捕ったサケ鍋や魚のつかみ捕りなどを大勢の市民が楽しんだ。
サケ鍋は同組合員が早朝から準備したサケとたっぷりの野菜で煮込んだ。同じく加茂川で捕ったアユやヤマメの炭火焼きとあわせて無料でふるまい、同漁協で味付けしたイクラ、川カニの販売、魚のつかみ捕りを行った。
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つかまえた魚を親へパスの連携プレー
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アユの塩焼きの香りがたまらない
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ことしも魚のつかみ捕りは子どもたちに大人気。川の中に砂利などで囲んだいけすに放されたサケやベニマス、アユを手づかみした。
長靴やサンダルで川に入ると「冷た〜い!」と悲鳴を上げる子もいたが、開始の合図でわれを忘れてつかみ捕りに熱中。水しぶきを上げて魚を追いかけ、ズボンや上着の袖はびしょぬれになるのも気にしなかった。
しまいにはトレーナーやシャツを脱いだり、川の中に座り込んだりしてで魚を追う子も。獲物を前に親も夢中で、「ほら、そこそこ!。いるねっか!」と声を張り上げて子どもに指示を出していた。
鮭まつりは年々、参加者が増え、サケ鍋などの配布には開会の1時間前から列ができた。昨年より250食ほど増やした750食は配布から1時間余りでなくなり、来場者は河川敷に腰を下ろして、サケ鍋やアユの炭火焼きなど自然の恵みを味わっていた。
加茂川のサケの遡上は11月末ころがピーク。橋の上や河川敷からサケの姿を確認することができ、川の中から晩秋を告げる。
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