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[記事広告]11月9〜15日は秋の全国火災予防運動、三条でも防火指導や防火広報で火災予防を呼びかけ(2006.11.9)

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秋の全国火災予防運動が9日、スタートした。運動は15日まで1週間。これにあわせて三条市消防本部(小柳喜久夫消防長)では、管内で防火指導や防火広報を行って市民に火災予防を呼びかけている。

全国火災予防運動は春と秋に行われており、今回の火災予防運動の統一標語は「消さないで あなたの心の 注意の火」

今の時期、強風や空気が乾燥して大規模な火災へと発展する危険性があることや県内ではストーブなどの暖房機器を使い始める季節。三条市消防本部でも全国火災予防運動にあわせた取り組みを恒例にしている。

秋の全国火災予防運動のポスター

秋の全国火災予防運動のポスター

運動期間より一足早い1日から15日まで、管内の事業所の工場や店舗など215棟で特別査察、1人暮らし老人世帯80世帯の防火指導を職員が行っている。

10日には、東北電力北陸ガスコロナ、栄ガス消費生活(協)、下田プロパン販売同業組合、市健康推進課などと同本部の7機関が合同で1人暮らし老人世帯40世帯を訪問し、防火指導する。

ほかにも、9日から15日まで市内の幼年消防クラブ員の通退園時に火の用心のはっぴを着てもらい火災予防の呼びかけ、消防団員による一般家庭の防火指導などを行う。

同本部管内では、ことしに入って8日までに32件の火災があり、うち建物火災は22件。昨年同期の建物火災の発生件数は同じだが、火災による死者は昨年1人だったのに対して、3人増加の4人と増えている。

同本部では、ストーブなど暖房器具の使い始めは点検をすることや、台所のコンロ、たばこ、ろうそくなど火の取り扱いには十分注意をしてほしいと注意を呼びかけている。また、火災を未然に防止するためにも火災警報器への理解を深め、早めの設置をと求めている。