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三条市長選・個人演説会で住民自治の原則を訴える山井候補(2006.11.9)
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三条市長選挙に立候補した山井伸泰候補(59)は8日、市内2会場で個人演説会を開き、「創り直そう、ふるさと三条」をキーワードに住民自治の原則に立った市政運営を訴え、支援を求めた。
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8日開かれた山井候補の個人演説会
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会場は、三条市農業交流体験センター、嵐南公民館の2カ所。午後7時からの嵐南公民館では、市民約130人が参加。応援弁士には西沢慶一市議、後援会副会長の木菱晃栄市議、同会長の村上幸一市議、相田邦夫前市議があいさつし、山井候補が決意表明した。
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決意表明する山井候補
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山井候補は、大勢の議員や先輩、内山裕一元三条市長などからの支援は、自身が市長にふさわしいという保証人を引き受けていただいているようなものとし、全力を挙げて選挙戦に取り組み、健康で安全で幸せな三条のまちづくりを目指して頑張る決意とした。
具体的には「創り直そうふるさと三条」をキーワードに、地域経済や地場産業、農業、7・13水害被害、厳しい行財政などの状況を話し、財政難のなかで三条市の計画を実行するには、住民自治の原則に立ち返ることによって利害調整を図り、市民の合意形成を丹念にやるほかないとの考えを示した。
住民に情報公開、説明責任を果たし、住民から議論してもらう場所と方法を首長は提供し、住民一人ひとりの知恵が立派な三条市をつくり上げるとした。
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「ガンバロー!」を三唱
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さらに、相田前市議のあいさつで水害で被害を受け、いまだに畳が入ってない、壁が塗られていない家があるということについて山井候補は、年金暮らしの家庭など経済的な背景があると推測。そうした人たちを「何とかしてあげたいというのが人情」と訴え、金がなくてもいろいろな応援をいただく工夫も考えると例をあげた。
しかし、市民一人ひとりと手を取って頑張れば、絶対知恵が出てくるとし、「そういう知恵をわれわれが訓練と勉強をし、われわれの町を創るという気になって、一歩でも歩み始めたら必ずいい町ができると確信している」と述べた。
最後は「創り直そうふるさと三条、山井伸泰新市長誕生に向けてガンバロー」で「ガンバロー!」を三唱して締めくくった。
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