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秋の火災予防運動で高齢者の一人暮らし世帯を訪問して安全チェック(2006.11.10)
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9日から15日までの秋の全国火災予防運動の一環で、三条市消防本部は10日、関係機関とともに三条市内の65歳以上で1人暮らしの40世帯を訪問し、防火指導を行った。
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10日、三条市消防本部が関係機関と行った一人暮らし世帯の訪問
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毎年、運動期間中に行っており、同本部、市健康福祉課など、東北電力(株)、(株)コロナから各4人と、ガス関係は北陸ガス(株)2人、栄ガス消費生活協同組合1人、下田プロパン販売同業組合1人の7機関から20人が参加した。
各団体から1人ずつの5人編成で4班に分かれ、三条地区20世帯、栄、下田地区各10世帯の計40世帯を訪問。電気、ガス、暖房器具の安全確認や健康チェックなど、各機関が専門的立場から機器の点検や防火指導を行った。
午後から訪れた81歳の女性の家では、電気は漏電検査や配線の点検、ガスは台所のコンロや風呂などを中心に点検し、老朽化したコンロのゴムホースを取り替えた。コロナは石油ストーブやファンヒーターが正常に作動するかを点検し、内部にたまったほこりを掃除するなどした。
市職員は高齢者福祉関係の行政サービスを紹介し、消防職員は火の取り扱いの注意点などをアドバイスし、それぞれ「困っていることなどありませんか?」と声をかけた。
防火指導を受けた女性は、16日に東大崎で住宅を全焼した新聞報道を見てから「(火事が)怖くて。風呂の火や電気をつけるのも気を付けていた」と話し、このは家の隅々まで安全点検をしてもらい「助かった。大勢で来てくれてうれしくて、感謝してます」と礼を述べていた。
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