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13日は龍昇園で「氷頭ラーメン」1杯200円、7・13水害犠牲者の慰霊碑建立のチャリティーに(2006.11.12)
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ラーメン店「龍昇園」=刈屋栄二さん経営・三条市元町=は13日、五十嵐川に上るサケをスープに使った「氷頭(ひづ)ラーメン」をことしも1杯200円で販売し、売り上げすべてを7・13水害犠牲者の慰霊碑を建立するための運動に充てる。
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13日にチャリティーで氷頭ラーメンを1杯200円で販売する龍昇園の刈屋さん
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「氷頭(ひづ)」は、サケの頭部の軟骨部分のことで、話題のコラーゲンもたっぷり。同店では一昨年、五十嵐川で捕れたサケの氷頭と鶏ガラなどでスープを開発し、みそ味の「氷頭ラーメン」(850円)としてサケのとれる1月ころまでの季節限定で販売している。
13日は「氷頭ラーメン」200食を用意。営業は午前11時から午後2時半までと午後5時から売り切れるまでで、この日は、ほかのラーメンは販売しない。
毎年、販売開始にあわせて特別価格で販売しており、昨年は発売の準備をしていたところで新潟県中越地震が発生し、同地震の被災者救援チャリティーとして、売り上げとラーメン代以上に寄せられた善意を被災地への義援金にした。
今回は7・13水害犠牲者の慰霊碑を建立する費用に充てるチャリティーとする。7・13水害で三条市では9人もの犠牲者を出したにもかかわらず、その記憶を後世に伝えて教訓とし、犠牲者を悼むシンボルがない。
刈屋さんは有志と慰霊碑の建立を構想しており、平成20年に五十嵐川改修工事が完了する前に建立を期待しており、その組織作りのきっかけや碑の製作費の一部になればと期待している。
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