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国定市長、8カ月前まで同僚だった職員を前に訓示(2006.11.13)
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13日に初登庁した国定勇人三条市長(34)は、午前9時50分から市役所で職員への訓示を行い、職員に対して自身が職員だったころと変わらない意見交換を求めた。
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国定市長の訓示
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会場の市役所大会議室には、職員170人余りが整列。国定市長は、「きのうの市長選挙で当選した国定と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます」とあいさつし、3月までの3年間、先輩や同僚として職務を行ってきた職員を前に「堅苦しいあいさつですが」と笑顔を見せた。
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同僚だった当時と変わらない意見交換を職員に求める国定市長
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国定市長は、財政状況のなかでの行政サービスの維持には、さまざまな困難があるが、「行政サービスとは市民のためにあるんだと、常に心の中、頭の中に思い描いて職務にあたっていただきたい」、「一致団結してこの難関を乗り越え、逆に新潟や長岡のちょうど中間にある地の利を生かした形ですばらしい三条市を築いていきたいと私自身もあたっていきますので、皆さま方も頭に置き、職務にあたってほしい」と求めた。
さらに、「立場は確かに変わりましたが、皆さま方とはこれまで同様、仕事の中でのいろいろ意見交換させていただきたい」、「私自身はこの通りの人間、壁をつくることなく接していきたいと考えております」と改善点など何でも話してほしいとした。
最後に、「4年後には、三条市が本当に周りの地域から『いいな、あの三条市』と言われるような行政に変えていきましょう。よろしくお願いします」と述べた。
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