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第2回三条市交通安全高齢者自転車大会で60歳以上の44人が自転車の筆記と実技に挑戦(2006.11.17)
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三条地区交通安全対策連絡協議会(会長・国定勇人三条市長)は16日、三条市厚生福祉会館で第2回三条市交通安全高齢者自転車大会を開き、参加した高齢者44人が筆記試験や自転車の乗り方の実技テストを受けて交通ルールやマナーを学んだ。
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16日行われた第2回三条市交通安全高齢者自転車大会
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三条署管内の60歳以上を対象に自転車乗りの交通事故防止を図ろうと毎年、開いている大会。1チーム4人編成で三条地区5、栄地区4、下田地区2の計11チーム、61歳から84歳までの合わせて44人が参加し、筆記試験と実技試験に挑戦した。
筆記試験では、自転車に関する交通ルールの問題を解き、実技試験では実際に自転車を運転して交通ルールや技術を採点してもらい、合計得点を競った。
実技テストでは、体育館に設置したコースを指定された順路に従って自転車に乗り、市職員らが安全確認の実行や運転の状況をチェックした。
コースをしっかり頭に入れたうえで、大勢の人が見守るなかでの実技に緊張する参加者も多かった。交差点で安全確認しているうちに信号が赤に変わったり、赤信号を無視して横断する人や、転びそうになって「きゃー!」と悲鳴を上げる人もあり、笑い声が上がることもあった。
見るのとやるのとは大違いで、「人んのは笑えるけど、自分の時は頭がまっ白になって、なかなか思うようにいかないもんだ」と参加者。ふだんは自転車より車を運転する人の方が多く、「自転車の交通ルールがわかってよかった」とも話していた。
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