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17日午後に三条市柳沢地内でクマの足跡、依然としてクマに警戒必要(2006.11.18)
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17日午後、三条市柳沢地内の県道大面・保内線から10メートルほど山手に入った民家隣りの畑で、クマの足跡が見つかった。冬本番は目前だが、依然としてクマに対する警戒が必要だ。
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17日午後に古木さん方のタマネギ畑で見つかったクマの足跡、手前のうねが崩れているのがそれ
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古木康治さん(63)方住宅に隣接する畑で見つかったもので、住宅からさらに約10メートル、別棟の車庫から数メートルの距離。タマネギの苗を植えた畑に縦約20センチのクマの足跡が数個、山に向かって左手にある柳沢団地の登り口わきの竹やぶから畑を斜めに横断するように残っていた。
17日午後3時ころに畑で作業をしていた近所の男性が、「クマの足跡ではないか」と古木さんの家族に話し、この日のうちに自治会長に連絡した。
10月15日に三条地区でことし初めてクマが目撃された上野原にも近く、付近では数件の痕跡情報のほか、東大崎で親子クマ3頭が目撃され、10月21日には東大崎2で1頭、11月6日に下保内で1頭が捕獲されている。
11月中旬から三条市へのクマの目撃や痕跡の情報は少なくなってきているものの、三条市のホームページの「クマ情報」によると、この日はほかに、吉田地内でもクマが折ったと思われるカキの木と木の周囲にのクマのつめ跡やふんを発見した穂情報があった。
古木さんや近所の人は「タヌキやサルは珍しくないけど、クマが出たのは初めて」とびっくり。近所には子どもも多く、さらに注意を呼びかける考えだ。
また、古木さんの家族が10月14日夜、車庫に車を入れたときに「ポキポキ」と辺りを動物が歩いているような音を聞いており、翌日、上野原で目撃されたクマだったのかもしれないと話していた。
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