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第2回にいがた県央マイスターの5人の匠に認定証を授与(2006.11.22)
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新潟県三条地域振興局は21日、三条・燕地域リサーチコアで第2回にいがた県央マイスター認定証授与式を開き、10月に新たに認定した「にいがた県央マイスター」の5人に認定証を授与した。これで県央マイスターは昨年、認定した13人と合わせて18人になった。
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21日行われた第2回にいがた県央マイスター認定証書授与式で後列の赤いジャンパーを着た第1回の県央マイスターと並んで記念撮影する前列の認定証を手にした第2回県央マイスター
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「にいがた県央マイスター」は、県央地域の卓越した技術者技能者を認定、表彰して社会的に認知度を高め、優れた技術や技能の維持、継承、人材の確保や人材育成を図ろうと昨年、認定制度を創設した。
昨年の第1回は鉋台(かんなだい)や桐箪笥(きりたんす)や鎚起(ついき)銅器の製造、伝統的鍛冶技術、バフ研磨、金属熱処理や精密金属加工や部品検査の技術の分野で13人を認定している。
第2回目の今回は7人が応募し、うち1人が辞退、8月と10月に古川徹新潟大学名誉教授を委員長に委員8人でつくる選考委員会で審査して5人を推薦し、その5人を10月18日に堀一好新潟県三条地域振興局長が「県央マイスター」に認定した。
午後3時からの授与式には、認定を受けた5人と第1回県央マイスター13人のうち10人が出席し、来賓に国定勇人三条市長、佐藤邦義田上町長も出席。
堀局長は「名前は県央マイスターだが、まさにジャパンマイスターでもいいのかなと感じた」と全国にアピールできる卓越した技術のすばらしさを称賛し、認定した5人に認定証と記念の盾を手渡した。
5人の自己紹介のあと、にいがた県央マイスターでつくる「にいがた県央マイスターズクラブ」の番場堅介会長が歓迎の言葉。マイスターはそれぞれの分野で人一倍優れた技能技術の集団とし、「おのおのの技術を寄せ合って知恵を出し合い、後継者育成、県央地域の発展に努力していかなければならない。目的に向かって一緒に励もうじゃありませんか」と自らも決意を新たにするとともに仲間に加わった5人を激励した。
第2回県央マイスター認定者と所属企業、申請分野(認定称号名)は次の通り。敬称略。
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伝統的鍛冶技術(鉈製造) |
日野浦 司(50) |
日野浦刃物工房(三条市)・代表 |
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手彫り彫金・彫刻 |
大岩 信夫(55) |
大岩彫金(燕市)・事業主 |
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精密研削研磨 |
小林 鉄次(59) |
(有)小林研磨工業(三条市)・代表取締役 |
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バフ研磨(作業工具) |
高橋 薫(59) |
高橋研磨工業所(三条市)・事業主 |
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自動溶接技術 |
相田 芳佐(58) |
(株)野島製作所(三条市)・取締役生産本部長 |
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