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28日まで加茂市・ギャラリー「山内堂」で三人展「ガラス・版画・陶器」(2006.11.23)
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ガラス工芸、銅版画、陶器をそれぞれ手がける作家3人による三人展「ガラス・版画・陶器」が、23日から28日まで加茂市仲町2、ギャラリー「山内堂」で開かれている。
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28日まで加茂市・ギャラリー「山内堂」で開かれている三人展「ガラス・版画・ギャラリー」
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女性ガラス工芸作家の深沢泉さん(30)=村上市=、グラフィックデザイナーで銅版画家の清田博さん(55)=神奈川県横浜市=、陶芸家「工房 伊集院」の伊集院昭さん(56)=静岡県賀茂郡南伊豆町=の三人展。
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ガラス工芸作家の深沢さんと作品
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深沢さんの作品は、フュージングという技法のガラス作品で、皿や器などの食器、ギフト用の置物、髪飾り、帯留めなどカラフルな色合いから「和」を意識した落ち着いた色合いのものまで、大小約100点。
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グラフィックデザイナーで銅版画家の清田さんと作品
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清田さんの作品は、銅板を金属のペンなどで削り、溶液で腐食させた溝にインクを詰めてプレスする技法などで制作。繊細な線で描いた風景やネコ、人などをモチーフにモノクロームが中心の30点を展示する。
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陶芸家の伊集院さんと作品
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伊集院さんの作品は、陶磁器の灯り20点をはじめ、食器類など数十点。「灯り」の中でも木漏れ日をイメージした作品は、編み目のような球状の陶器の中の電球をともすと柔らかい光が放たれ、白い壁には森の中に光が差し込んだときのような独特の影が映し出される。
三人展は、三条市鶴田1、米山工業(株)の米山隆明さんが、縁のある清田さんと伊集院さんの2人の作品展を地元で開こうと計画した。そのなかで、深沢さんの作品を以前に買い求めていた米山さんの妻、芳美さんが深沢さんの作品も一緒にと深沢さんに声をかけて実現した。
初日23日は、女性同士や夫婦連れなど来場者が切れ目なく訪れ、作品の解説を聞いて3つのジャンルの作品を時間をかけて鑑賞していた。
毎日午前10時から午後6時まで、最終日の28日だけ午後5時までで入場無料。また、清田さんと伊集院さんは最終日まで滞在して毎日、会場を訪れ、深沢さんは土、日曜と最終日に来場する予定。会場の「山内堂」(電話:0256-52-9258)は、加茂駅から徒歩7分の商店街にある「うのもりや」2階。
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