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下田公民館こども体験教室で小学生が手打ちうどんに挑戦(2006.11.26)

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三条市下田公民館(佐藤輝男館長)は25日、三条市庭月、庭月庵「悟空」で「こども体験教室」を開き、参加した小学生16人がうどん作りに挑戦し、打ち立てのうどんを味わった。

25日行われた三条市下田公民館のこども体験教室でうどんの手打ちに挑戦する子どもたち

25日行われた三条市下田公民館のこども体験教室でうどんの手打ちに挑戦する子どもたち

小学生を対象に地域のおとなが講師となって毎月、さまざまなジャンルの体験をする教室。今年度は1年生から6年生までの19人が登録し、6月から来年3月までの10回コースで行っている。

この日のテーマは、うどん作り。小学生16人と低学年の保護者11人が参加し、下田地域の農村地域生活アドバイザー、酒井サイさん(64)と熊倉ミヨシさん(59)の2人を講師にうどん打ちの手ほどきを受けた。

自分で打ったうどんの味に大満足

自分で打ったうどんの味に大満足

小麦粉に水と塩を加えてこねて生地を作り、めん棒で薄く延ばしたら包丁で切ってめんの完成。三角巾にエプロンをつけた子どもたちは、小麦粉で小さな手を真っ白にして粉をこねるのに一生懸命。びょうぶ状にたたんだ生地を切る最後の作業では、真剣な表情でめん切り包丁を手に一本ずつ慎重に切っていた。

完成しためんは、その場でゆでてもらってさっそく試食。笹岡小学校5年の坂井駿太君は、生地を延ばすのに力が必要で、こねるのも手が疲れたと予想以上の重労働だったと言いながらも、「うちのだと柔らかいけど、このうどんはこしがあっておいしい」と、手打ちの味わいに星三つ。

なかには、ゆでたうどんの直径が2センチ余りになっていた子どももいたが、自分で打ったうどんの味は格別で、「おいしいね」とご機嫌だった。