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三条市大島公民館のお菓子作り教室最終回で洋ナシのスイーツに挑戦(2006.11.29)
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三条市大島公民館は28日、同公民館で果物を使ったお菓子作り教室の最終回を開き、出荷が始まって間もない地元特産の西洋ナシ「ル・レクチェ」を使ってプロから本格的なスイーツ作りを学び、味わった。
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28日、大島公民館で開かれたお菓子作り教室の最終回
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地元の大島地区特産の果物のおいしい食べ方を提案して、地産地消にもつながればと、ことし初めて開いた教室。三条市石上、ビアンポポロの西山敏朗オーナーを講師に、家庭にある材料と道具で毎回、本格的な菓子2品を調理、試食する内容で8月にモモ、9月にブドウ、10月にナシ、そして今回の西洋ナシと果物の旬の時期にあわせた全4回の教室で、この日はその最終回となった。
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完成したキャラメルポワール
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受講を申し込んだ男性1人を含む13人のうち、この日は11人が参加。ル・レクチェムースとキャラメルムースが2層になった「キャラメルポワール」と「洋梨のタルト」に挑戦した。
西山さんから教わる手順やプロのコツをメモしながら作業し、キャラメルポワールを型からはずすときにガスバーナーで温める作業では、「家で作るときは蒸しタオルを巻いてもいい?チャッカマンでもいい?」と主婦のアイデアも。
参加者の三条市代官島、佐藤ゆかりさん(42)は、モモ、ブドウ、ナシ、ル・レクチェの生産者で、ジャムやシロップ煮を作ったことはあるが、この教室で初めて本格的な菓子作りに挑戦した。「手を加えると、まったく別の味。販売するときにこういうのも作れますとお客さんにも提案できる」と本業の参考にも。
ほかの参加者も「地元の果物を使った本に載ってないレシピを教わることができてよかった」、「前回までに習ったお菓子を家で作ったら、おいしいと喜んでもらえた」と好評で、「来年もやりたい」と教室の継続に期待する人もいた。
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