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国定三条市長、2回目の定例会見からスタンディングで (2007.1.11)
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国定勇人三条市長は11日、市長就任から2回目の定例会見を行った。今回から演台を前に立って報道関係者に対応する形に変え、見た目でも「国定カラー」を打ち出した。
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演台を前に立って会見するスタイルに変えた国定三条市長
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これまで三条市長の会見は、市長がいすに座って行ってきた。国定市長も就任後初の定例会はいすに座ったが、今回はスタンディングスタイルに。その理由について国定市長は、いすでは「記者会見という雰囲気ではないから」と笑い、今後も立って行うと答えた。
大臣や県知事の会見は立って行うのが半ば常識化しており、それに倣ったというわけ。いすに座ると、どうしても座談会のようになり、質疑もだらだらしがちだったが、そうしたムードを一新した。
本題では、教育制度等検討委員会の設置などについて話した。学識経験者、地域や保護者の代表、学校関係者、公募市民の20人で構成し、31日に第1回検討委員会を開いてスタート。月1回の検討委員会やパブリックコメントの募集で、1年をめどに報告書を取りまとめる。
検討事項は、小学校6年、中学校3年制を含め、学校の適正規模や施設整備、統廃合、さらに教育内容の体系的編成などに及び、国定市長は全国的にも珍しい「広く突っ込んだ教育制度の検討」との認識を示した。
学校の統廃合については、児童生徒数の減少や施設の老朽化といった合理化の視点だけでなく、学力や学習意欲の向上のための環境整備の必要性を説き「大胆にしっかりと検討していくことが大切」とした。
また、経営戦略プログラムで、平成22年度までに市立保育所5カ所を民営化するとしていることについては、来年度中に民営化する保育所の具体的な結論を出す方向とした。
ほかに、地域づくり健康診断の実施、ふれあいトーク、成人式の開催、サンキッズカード事業の協賛店募集、「障害」の表記変更、そば打ち体験交流会について話した。
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