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燕市役所燕庁舎で飾りの鏡もちが盗まれる珍事 (2007.1.16)
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正月早々、燕市では仕事始めの4日、市役所燕庁舎の正月飾りの鏡もち1セットが盗まれる珍事があった。
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盗まれたものと同じ鏡もちの飾り
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盗まれた鏡もちは、燕庁舎新館1階の「市民ホール」に飾った直径20センチと16センチのお飾り用のモチ1セット。鏡もちとはいっても、素材は塩化ビニール製で、外側にかたくり粉をまぶして飾る食べられないモチ。
重量感も本物と見間違うが、裏返せば昨年とれたコメを入れる穴が開いていて、すぐに本物のモチではないとわかる。
市では年末29日にユズリハとともに三方に載せ、正月用の生け花と並べて飾った。新年4日の仕事始めは、午前9時ころに職員が鏡もちの状態を確認しているが、午後1時過ぎに鏡もちだけなくなっているのを見つけた。
いたずらされたのではと、しばらく庁舎の付近などを探したが見つからなかったため、燕署に被害届を出した。
盗まれた鏡もちは、旧燕市時代から庁舎内3カ所に飾っていたうちのひとつ。盗まれた場所は職員が常駐しない出入り口前にあるためか、これまでも鏡もちの上に載せたミカンがなくなることはあったが、鏡もちがなくなったのは初めて。
職員は「食べられないモチを何のために…」と首をかしげている。盗んだ人は、もちを持ち帰って食べようという企てが“絵に描いたもち”で終わったのかも?。
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