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燕庁舎分館のコンクリートのひさしの割れ目に「ど根性マツ」が根を張る (2007.1.17)
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燕市役所の燕庁舎分館脇の通用口のコンクリート製のひさしの上に「ど根性ダイコン」ならぬ「ど根性マツ」の木が育ち、ちょっとした話題になっている。
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燕庁舎分館通用口のコンクリートのひさしの上に育つマツ
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燕庁舎分館は旧燕市農協を建物をそのまま市が譲り受けたのもで、築40年余り。老朽化もあって、ひさしの先端ぎりぎりのところにできたわずかなコンクリートのひび割れから伸びている。
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見た目は弱々しくともしっかり根を張るマツ
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ど根性マツを2階から見下ろす職員
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樹高約20センチで、幹は細く、何とも頼りないが、少しでも日差しをたくさん浴びようとするのか、ひさしの下をのぞき込むように幹を斜めに傾けている。
三条市保内公園緑の相談所で写真を見てもらったところ、トリや小動物、あるいは風が近くのマツの種を運んだと思われ、マツの種類はまでは特定できないが、芽が出てから6、7年とのこと。
マツは岸壁にも生え、厳しい環境でも育つが、コンクリートの割れ目で成長するするのは珍しく、同じ年数の木でも環境が良ければ高さ60センチ以上にはなっているという。
この弱々しいマツの姿に「ど根性」の気合いは感じないが、精いっぱい生きているのは間違いない。分館を管理する燕市サービスセンターでは、施設管理の面ではすぐに抜いた方がいいが、マツは旧燕市の市の木。通用口へ入るたびに目に入るマツは市職員にとっては希望の星?で、しばらく成長を見守ることにしている。
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