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弥彦村長選は現職の大谷氏が2期連続で無投票当選 (2007.1.23)

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任期満了に伴う弥彦村村長選挙が23日、告示され、午後5時の締め切りまでに現職の大谷良孝氏(50)=麓=以外に届け出はなく、大谷氏が再選された。大谷氏は初当選に続いて2期連続の無投票当選となった。

23日、弥彦村長選で無投票で再選された大谷氏の選挙事務所

23日、弥彦村長選で無投票で再選された大谷氏の選挙事務所

大谷氏は平成3年、弥彦村議会議員選挙に初当選し、1期を務めて8年に助役に就任。14年10月に助役を退任し、15年の安達行雄前村長の引退に伴う村長選挙で無投票で初当選している。

当選のあいさつをする大谷氏

当選のあいさつをする大谷氏

再選された大谷氏は、立候補届け出の受付終了を待って、待機していた選挙事務所の麓1区集落開発センターで開かれた祝勝会で、来賓や支持者ら約130人を前に万歳三唱とだるまの目入れを行い、当選のあいさつをした。

大谷氏は「責任を身に染みて感じているなかでの当選の栄誉を受け、感激もひとしお」と支持者らに礼を述べた。さらに、弥彦村自立のための5つの柱と弥彦村だからできる教育と農業政策を着実に実行し、「弥彦村に生まれてよかった、住んでみたい、そういう自治体として発展できる礎をつくることが責務と強く感じている」とした。

また、平成の大合併で弥彦村は合併しない道を選択したが、財政基盤を確立し、独自の行政運営ができれば、ほかに引けを取らない未来が開けてくるとの考えを示した。

弥彦村職員から花束を受ける大谷氏

弥彦村職員から花束を受ける大谷氏

「弥彦村は小さいけれど、その先鞭(せんべん)をつけて、スピード感をもって、画期的な政策を次々と打ち出して実行していくならば、それが回りの市に及び、弥彦村を中心としてこの地域がますます栄えていくような、そのような地域として新潟県のなかできっと光っていくことができるのではないか。私はそういうふうにとらえて今後の村の行政運営をさせていただきたい」と決意を述べた。

当選の知らせを受けて選挙事務所を訪れた国定勇人三条市長は「ともに県央地域の発展のためにご尽力を」、小林清燕市長は「すばらしい恵まれた豊かな個性を、これからまた村政発展のためご努力いただき、隣接の市町とも連携を」と求め、大谷氏の当選を祝福、県央地域の仲間として結束を強めるよう期待した。

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