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五十嵐川の橋梁架け替えで4、5月は最大3橋が通行止め、全対象世帯の家屋移転契約完了は秒読み (2007.1.26)
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三条市は、26日午前10時から開かれた市議会の五十嵐川・刈谷田川改修事業等調査特別委員会(岡田兵一郎委員長・委員15人)で、7・13水害による五十嵐川災害復旧助成事業の進ちょく状況や、4月、5月の2カ月間は最大3橋が通行止めになる橋の架け替えスケジュールを説明、中心市街地での工事が本格化して交通渋滞が予想されるため、市民の協力と理解を求めた。
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26日開かれた三条市議会の五十嵐川・刈谷田川改修事業等調査特別委員会
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三ノ町病院から撮影した河川改修が進む五十嵐川、左に御蔵橋、右に嵐川橋
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五十嵐川河川改修事業と街路事業に伴う家屋移転は、対象世帯254世帯のうち、1月20日までに219世帯の契約が終わった。
また対象254世帯のうち河川改修事業対象は211世帯で、その96.2%に当たる203世帯で契約が終わり、家屋撤去もほぼ完了。残る8世帯も補償問題などではなく、代替地や相続の関係で時間がかかっているとした。
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橋梁架け替えスケジュール
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橋梁架け替えスケジュールは、一新橋が6月の供用開始を目指して新橋を建設中。常磐橋、御蔵橋、嵐川橋の3橋は仮橋設置工事を進めており、常盤橋と御蔵橋は自転車・歩行者用で3月末、嵐川橋は自動車・自転車・歩行者用で6月末の完了を予定する。
それぞれ仮橋が設置されしだい、本橋の工事を始める。常盤橋の工事期間中は新大橋の一方通行規制を解除して交互通行とするため、新大橋も下流側に自転車・歩行者用の仮橋の設置工事を行っている。
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交互通行となる新大橋の仮橋工事(歩道・自転車用)
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6月供用開始予定の一新橋
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6月に新一新橋が供用開始されるのを待たずに3橋の本橋工事が始まり、4月、5月は4橋で工事が行われため、この期間は中心市街地の7橋のうち、車両が通行できるのは田島橋、昭栄大橋、新大橋、嵐川橋の仮橋の4橋だけになる。
あわせて、護岸工事なども行われているため、工事車両の通行による周辺道路の渋滞が予想され、国定勇人市長は市民の理解、協力を求めた。
ほかには、1月24日に常盤橋の仮橋工事をしていた大型のクレーン車の横転事故を報告、けが人はなく、労働基準監督署が事故原因を調査しているとした。
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