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三条市立図書館は2月9日まで特別整理期間で休館 (2007.1.31)
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三条市立図書館では31日から2月9日までの10日間、29万冊余りの蔵書の点検や館内のメンテナンスなどを行うための年1回の特別整理期間として休館している。
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2月9日まで特別整理期間として休館している三条市立図書館
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同図書館は、毎月末日を本の整理日として休館し、定期的に本の点検などをしているが、年に1回、特別整理期間を設けている。
10日前後休館し、同図書館と栄分館、下田分館、漢学の里分館などにあるすべての蔵書の点検や整理を行うとともに、1日や2日の休館ではできない館内のメンテナンスや棚の移動などを行うもので、民間企業でいうところの棚卸しだ。
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図書のバーコードを読み取る作業を行う職員
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今回の蔵書の点検は、分館や倉庫も含めて290,354冊が対象で、職員17人が作業に当たっている。1冊ずつ本にあるバーコードをカードリーダーで読み取り、約3,000冊を読み取ってはパソコンにデータを移す作業を繰り返す、気の遠くなるような作業だ。
その後、データに基づいて分類別に正しく書架に入っているかなどをチェックし、本を整理。この作業を終わると、今度は倉庫や分館に場所を移して同様に作業する。
すべての本のバーコードの読み込みが終わると最終的なデータが完成し、紛失した本などをチェックし、データを修正する。また、今回はあわせて同図書館学習室のカーペットの張り替えも行う。
休館中、本の返却は返本ポストに入れてもらい、カセットテープやCDは破損の恐れがあるので返本ポストには入れないで開館する2月10日以降の返却する。
2月は、特別整理期間の休館が終わると10日は開館するが、翌11、12日は休館になるので注意が必要。以後は第3月曜19日と月末28日が休館。
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