|
湯田上温泉の旅館の女将4人が燕三条駅にウメを生けて田上うめまつりをPR (2007.2.1)
|
|
|
4月1日に田上町・梅林公園で開かれる「第9回田上うめまつり」をPRしようと、湯田上温泉の4軒の旅館の女将(おかみ)でつくる「ゆごや会」は1日、JR燕三条駅の構内に温度を上げて開花を早めて花がほころび始めたウメの枝300本余りを生けた。
|
「第9回田上うめまつり」のPRでJR燕三条駅構内にウメの花を生けた湯田上温泉の旅館の女将
|
田上町は県内有数のウメの産地で、加工品の梅干しやウメジュースも特産品。梅まつりは毎年、ウメの開花にあわせて開いており、燕三条駅でのPRは今回が初めて。
|
女将4人が協力して生け込み
|
|
季節を忘れてしまいそうなウメの花
|
午前10時過ぎに湯田上温泉にある「わか竹」、「ホテル小柳」、「末廣館」、「初音」の4つの旅館の女将4人と田上町役場職員2人がJR燕三条駅を訪れ、2階の改札前の柱にくっつけるように直径60cm近い大きなかめを置き、そこにウメの枝を生けた。
生けたウメは紅梅や白梅、しだれウメで、1月中旬に生産者がせん定した枝を、町役場の暖房の効いた室内に置いて開花を早めた。露地では3月下旬ころの開花だが、すでにつぼみの2割以上が開いている。
枝は背丈ほどの長さで、かめに生けるとまるでウメの花が噴き出したよう。ピンクや白の花からかすかに甘い香りが漂い、暖冬もあって花便りの届く季節になったのかと勘違いしそうだ。あわせて、うめまつりのポスターもイーゼルに置いて並べ、花が終わるころまで飾っておく。
関連リンク
|