|
今春の花粉飛散量は少ない予測だが、間もなく飛散シーズン (2007.2.3)
|
|
|
3日の「節分」が明けて4日は「立春」。厳しい冬ではなかったものの、春の足音が待ち遠しいが、花粉症の人には憂うつな季節の到来。ことしはスギの開花が遅く、花粉の飛散量が少ないと予測されているが、県央地域でもスギの花が咲き始めたようだ。
|
3日、弥彦山登山道の入り口付近に落ちていた花をつけたスギの葉
|
3日、弥彦神社裏手の弥彦山登山道入り口付近に、花をつけたスギの葉が落ちていた。重い花粉症の人にはぞっとする姿だろう。
環境省が1月29日に今春の花粉総飛散量などの予測によると、花粉の総飛散量は全国的には平年並みから平年の20%ていど。関東甲信越では20〜30%で、平年より飛散量が少なかった昨春並みか、それよりやや少ないと予測している。
スギ花粉前線予測は、秋から気温が高めで雄花の休眠が遅れたため、例年並みかやや遅れ、関東甲信越南部は2月20日ころに飛散が始まると予測されている。
花粉症に悩まされている人にはうれしい予報だが、天気がいいほど飛散量が増すスギ花粉。天気が気になる毎日が始まるが、環境省では花粉情報サイトを設置して花粉対策をサポートしている。
サイトでは、花粉飛散状況をリアルタイムで地図や表、グラフで見られる環境省花粉観測システム「はなこさん」や、都道府県別のスギ花粉飛散開始マップ、スギ・ヒノキ科花粉飛散終息予測などのデータを公開。さらに花粉症保健指導マニュアルや花粉症に関する調査研究データも掲載しており、花粉症の人は今すぐチェックだ。
|